KIRIKO Bangle | Toshio Yagihara

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          Description

          槌目模様のカッティングを施したボリュームのあるバングルは、ブランド創設時に生まれたSIRI SIRIのシグネチャーアイテムです。

          西洋のカットグラスの技術と日本の文様や細工の技術が融合した生まれた製法、切子。
          通常クリスタルガラスが使われますが、SIRI SIRIのアイテムは耐熱ガラスに切子を施しています。

          切子の槌目模様は、縦横に割り付け線を入れる「割り出し」、砥石による「粗摺り」、「三番掛け」、「石掛け」と呼ばれる削り作業、研磨剤をつけて磨く「磨き」、「バフ掛け」といった幾つもの工程を経て美しい光の屈折と反射により表れます。SIRI SIRIの切子ジュエリーは「薄く曇った状態」の半ツヤ仕上げ。透明にしすぎないよう、洗いや検査を3~4回繰り返し、慎重に仕上げています。ジュエリーのように小さなパーツに切子を施すのはとても難しく、マイスター職人・八木原敏夫の高い技術が感じられるSIRI SIRIのシグニチャーアイテムです。

          元々ARABESQUEバングルのようにぽってりと有機的なバングルをガラスという素材で作ってみたかったというデザイナーがマイスター職人・八木原敏夫に出会い、実現できないかと相談するとことからものづくりがスタート。八木原にとっても初めてのジュエリーであり、試行錯誤の連続でもありました。上部が膨らんで下にいくに従って薄くなっていく繊細なイメージは手でないと再現できないものです。グラフィカルなデザインを完璧に再現しつつ、ガラスという溶ける素材を完璧にコントロールし、歪みのないはっきりした線に持っていける優れた技術が、ユニバーサルなデザインを可能にしました。

          納期:約4ヶ月


          マイスター プロフィール



          八木原 敏夫 Toshio Yagihara

          有限会社八木原製作所代表。一級技能士。職人歴35年。東京、墨田区で祖父が理化学硝子器具の製作を始め3代目。近年では理化学硝子器具のほか、SIRISIRIのジュエリーやアーティストの依頼で様々なガラス作品の制作も手掛けている。


          マイスターコレクションの基準:

          1) 制作において特に高い技術と深い知識が必要とされるもの
          SIRI SIRIのアイテムは全て高い技術と一定の品質基準をクリアした職人の手によって作られています。その中でも特に高い技術と、素材や技術に関して深い知識と経験が要されるアイテムを厳選しています。

          2) 芸術的価値の高い作品
          デザイナーの生み出したヴィジョンを実現するだけでは、SIRI SIRIのアイテムの基準を満たすことはできません。そこには常に職人それぞれのデザインに対する理解と感性が反映されている必要があります。そのヴィジョンと芸術的感性の融合に、SIRI SIRIは価値を置いています。


          3) 稀少性の高い作品
          認定されたアイテムは制作に特に時間がかかるため、量産することができません。マイスター職人がこれまで、そしてこれから手がけるマイスターアイテムはまさにその時にだけ生み出される一点ものであり、その希少性は年々高まっていきます。


          4) SIRI SIRI製作5年以上の職人が作るもの
          職人との関係性は、SIRI SIRIにとって大きな財産です。SIRI SIRIでは、原則として少数の職人と密接にコミュニケーションを取りながら制作を進めており、一人一人の職人の技術や特性、表現力や感性を鑑みながら一点ずつアイテムを作っています。長い時間をかけてSIRI SIRIのデザインを理解し、高い完成度を追求してもらうことで、永久的に存在するアイテムが生まれると信じています。